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Channel: ゆも庵
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ほんのちょっとつもりが

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語彙の足りないテレビが「災害級」と呼ぶ出掛けるのも億劫な猛暑の昼間、フラフラと浅草に出向きました。

今回のブラックホールはBWCが出店しないので行く気がしなかったのですが、徳さんが久しぶりに出てくるので話をすることになりました。

会場に到着すると以前より多い人出でおや?と思ったら、13時開場とのことで、オープン直後の賑わいでした。

モデルガン界のレジェンド、タニコバの小林社長は今回もエネルギッシュでした!
小林さんはバトンとコラボのCo2ベレッタを熱心に説明されていました。

齢80を超えても新たなテーマにチャレンジしていく姿勢と情熱を見るにつけ、自分もそうありたいと願います。

当初BWCは出店しないとのことでしたが、急遽タニコバブース内に出店することになりました。

40代以降の愛好家にはたまらないS&W M645の情報が飯野社長から語られました。
MGCの名作ガスガンであるM645をモデルガンに!というのは私も願っていましたが、MGCなきあとにBWCが発火式モデルガンで発売してくれるといううれしいニュースに沸き立ちました!

発売時期や価格は未定ですが、発売が待ち遠しいモデルガンは久しぶりです(^^)

BWCの9mm Majorのガラス繊維スライドが12,000円で販売されていました。
本来予定されていなかったパーツでしたが諸般の事情で15本限定で世に出ることになりました。

未仕上げですが、9mm Majorオーナーの予備パーツとして、9mm Majorの自作を目指す方のパーツとしていかがでしょうか?

このガラス繊維入り9mm MajorスライドはBWCの直販のみですので、購入希望の方はBWCに直接問い合わせ願います。

RICOさんのグランドマスター・プロジェクトも展示されています。
現在私を含めて7名の予約者がいますが、製作するためには20名の予約を集めなければならず、ブースではRICOさんが本プロジェクトについて丁寧に説明してくれますので、興味のある方はぜひ明日浅草まで足を延ばしてみてください。

このグランドマスターもぜひ実現してほしいので今後も応援していきます!

~ここで宣伝です~

来月9月8日(日)の浅草ビクトリーショーでは当ブースでPocketさん製作のWALTHER M9のレジンモデルが発売予定です。






画像のモデルはサーフェイサーを吹いた艶消しですが、商品は艶ありに仕上げられるとのことです。

こちらのモデルも初お目見えになりますので、興味のある皆さんは浅草まで足を運んでみてください。

 


良い場所です

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9月8日の91回浅草ビクトリーショーの配置図(8/15現在)が発表になりました。

当ブースは7Fの最奥で良い場所になりました。

隣は前回同様、ユニカさんの「アトリエベルナッツ」とお隣さんです。

そしてその隣には、、、KUROさんの「Dream Garage KURO」が初参加です!
B.W.C.製品の展示と部品販売、製品予告、カスタムオーダー受付等を予定されており、すごく楽しみです(^^)

当ブースではPocketさん作のWALTHER M9が発売予定です。

今までVショーに出店して、ずっとサンプル展示のみでしたが、今回初めてのオリジナル製品の発売となります。
※商品はグリップのWALTHERバナーのない初期型となります。

今回もまた賑やかなイベントになりそうです。

 

少し前に

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9月8日(日)のVショーのブース配置が変更になりました。

Vショーのブース配置はちょくちょく変わるのですが、壁際から一列前になりました。

ユニカさんとKUROさんのブースとは同じ並びなのは変わらないので良しとしましょう。

PocketさんのWALTHER M9はまだ量産品がTwitterでお披露目されていませんが、当日の発売には間に合ってほしいです。

当時はPocketさんの代表作のラドムも見られるかもしれません(^^)

これ以上変わらないでくれ~

YさんP38製作記 その1

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決定版が待たれているモデルガンは数多くあれど、P38を待っている人は多いのではないでしょうか。

マルシンP38は発売当時はPFCでブローバックするモデルガンとして人気でしたが、それは30年以上前の話で、今では再販されてもCF化されないなど色々と不満点があります。

しかし再販専門メーカーとなったマルシンには新規開発は期待出来ません。

後発のマルゼンP38は、ガスブロながらワルサー社からのロゴ使用を許されているだけあって、外観はこちらが実物に近いと思います。

YさんならマルゼンP38を使ってモデルガン化するのでは?と思うのですが、当然Yさんも検討したものの、オートのモデルガン化のキモであるP38に流用可能なマガジンが見つからず今まで製作出来きませんでした。

「マガジンがあればチャレンジしたい」と話すYさんが作るP38を見ていたいので、いつもお世話になっているのでお中元で実物P38マガジンをYさんに送りました。

左からマルシン、実物、マルゼンガスブロ

実物とマルゼンはサイズ的によく似ていますが、マルシンがいかに小さいかよく分かります。

マルゼンP38に実物マガジンを入れてみると、ピッタリと収まります。
しかし、そのままではスライドストップは利かず、こちらは手を入れる必要ありです。

Yさんは先ずマルシンP38のパーツをマルゼンP38に組み込むためにパーツの加工を開始しました。

加工前

加工後

ファイヤリングピンの整形はこの後手作業工程があるので、半分も進んでいません。

スタートしたP38製作記ですが、Yさんがまだ完成までのイメージが湧いていないとのことで、いつもよりのんびり更新していきます。

そういうことで、今週はここまで。

 

YさんP38製作記 その2

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Yさんもご多分に漏れずP38は好物です。

マルイの作るモデルガンから、マルシンは当然として、

マルゼンのアンクルモデルまで持ってるほどのP38好きです。

そんなYさんの、今週のP38製作はフレームからです。

マルゼンP38のシャーシは2分割で作成されているので、分割してファイャリングピンロックリフターが入るように内側を削ります。

削り終わって、1mmの真鍮板から切り出したリフター(整形前)をフィッテイング、問題なさそうです。

エジェクターは前回から実物に近い形に整形しましたが、シャーシにエジェクターが入るようスリットを切りますが、素手では大変なので...

amazonで取り寄せたリュータービットが届きました(^^)

P38シャーシのエジェクター用スリット切削を再開しました。

切削が終わり動作してることを確認できてひと安心です。 

Yさんが今週末は作業が出来ないとのことなので、今週はここまで。

 

新製品買いました

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最近のVショーでは個人で製作されたオリジナリティ溢れるトイガンが展示されています。

その昔、頑住吉さんという方がトイガンメーカーが扱わない珍しい銃を少量販売されていて、愛好家の間では今でも熱烈なファンがいますが、当時の私は不勉強だったので欲しかったモデルを買い逃しました(T_T)

3Dプリンターの普及により、個人でのオリジナルトイガン製作にも可能性が見えてきたように感じます。

といっても技術とノウハウが必要なので、販売出来るような製品レベルとなると誰でもとはいきませんけどね。

Vショーでお知り合いになった清水技研さんはTwitterで自作のトイガンを公開されています。

私は彼の作品の44年式信号拳銃が気になっていて、販売のアナウンスが出たので早速予約しました。

これのモデルはソ連の信号拳銃SPSh-44で、モデルナンバーから分かるように第二次世界大戦末期に作られたソ連の信号拳銃です。

同じく第二次世界大戦で使われたドイツのカンプピストルは、ワルサー社らしいデザインですが、SPSh-44は良い意味で牧歌的なデザインで、若い頃なら「作りかけ?」と見向きもしなかったと思います。

ドイツのメカメカしいデザインも大好きですがソ連・ロシアの「同じ機能ならどれだけ簡略化できるか」を追求したデザインも潔くて好きですね。

清水技研さんの44年式信号拳銃は通常キット販売ですが、組立済みの完成品も販売しますよとのことで、早く遊びたかったので完成品でお願いしました(^^)

未仕上げの組立品なので、表面は3Dプリンターで出力されたままとのことです。

キットの組み立て説明書も添付しています。

組み立て方法と注意点が詳しく書かれています。

このモデルはダミーカートモデルではなく発火式のモデルガンなのも特徴的です。

添付のカートはダミーカートと発火カートの2個です。

発火カートにはコクサイの.38SPLカートが内蔵されています。

テイクダウンするとカートがエジェクトされる、これが楽しいんですよねぇ!

トイガンメーカーからモデルガンの新製品がなかなか出ない現状で、個人発のトイガンが新たなビジネスにならないかと期待しています。

YさんP38製作記 その3

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9月に入ってもまだ不安定な天気ですが、悪天候のおかげでYさんのP38は進んでいます。

前回製作したファイヤリングピンロックリフターを整形します。

リフトアップがしっかりできるか、何度も組み込んで様子を見てチェックします。

チェックの結果、やっと完成しました。

次はスライドストップのマガジンフォロワーに引っかかる爪の部分の製作です。

ノーマルだと短くてフォロワーに届かないので、真鍮角パイプを切った物で爪を延長しました。

これでスライドストップが利くようになりました。

シャーシの一部にガスガン用のパーツを外すと凹み(赤丸部分)ができる場所があります。

 これをスーパーレジンで埋めます。

これでフレーム側の製作は完了しました。

といっても、スライド側の加工後に、ファイヤリングピンロックリフターのせり上がり量を調整しなきゃいけません。

キリがいいので、今週はここまで。

 

お疲れさまでした

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本日の浅草ビクトリーショーは私が所用で残念ながら参加できませんでした(T_T)

しかし、ブースはいつものメンバーの皆さんのおかげで無事出店することができました。

台風接近で集客が気になりましたが、いつものようににぎやかですね。

今回お隣はB.W.Cの伝道者KUROさんのブースです。

 SW1911PCの先行お披露目やカスタムオーダー受付、MGCのモデルガンやB.W.Cのパーツ販売等盛りだくさんです。

そのお隣はユニカさんとジョゼ山さんのブースです。
WSPやM686PCのことをお聞きしたかったです(T_T)

今回の当ブースの目玉は何といってもPocketさんが初の量産品としてWALTHER M9のキャストモデルを販売しました!
目標生産台数には届かない6丁の出品ですが、午前中に完売するという大人気ぶりです(^^)

生産の進捗が芳しくなくVショーに間に合うか心配でしたが、完売おめでとうございます。

次回1月12日の浅草ビクトリーショーには私も参加予定なので、それまでに新作を仕込んでおきます。

 


YさんP38製作記 その4

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可能な限り実物に忠実な構造を再現するためにYさんはP38の構造が分かる資料を引っ張り出して調べています。

構造の理解にはターク高野氏のカッタウェイ記事や床井さんの書籍が役に立つそうです。

P38はスライドの内部構造が独特且つ複雑なので再現するのはかなり手間ですが、YさんはいつものようにP38のスライド製作を進めます。

スライド内部の構造を確認するために、入手したマルゼンP38のスライドアッセンブリーをカットします。

スライドのシャーシにファイヤリングピンを挿入するための加工と

真鍮で新造するセフティをセットするための加工をします。

ファイヤリングピンロックの加工に取り掛かります。

実部は1体もののパーツだけど手作業じゃ無理なので2分割して作成します。

2つの真鍮材をピン留めして完成です。

ファイヤリングピンリティナーは、当初Yさんがジャンクボックスから見つけたピンをそのまま使う予定でしたが、実物と形状が少し異なるのが気になって真鍮丸棒から削り出しました。

Yさん的にはあまり作業が進まなかったので、今週はここまで。

YさんP38製作記 その5

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リアルなP38モデルガンのためにはスライドの機構を可能な限り手を抜かずに再現しようと考えるYさん。

スライドの内部構造にはいつも以上に手をかけています。

前回製作したファイヤリングピンリテイナーをシャーシに取り付けました。

...と、ここで前回作ったファイャリングピンロックがどう考えてもシャーシに収まりそうにないので、一回り小さく作り直ししました。
これでもスライドのリアサイト用の溝からシャーシに取り付けるには、ギリギリの大きさでした。

エキストラクター用のプランジャーを真鍮丸棒から削り出しました。

作り直したファイャリングピンロックをシャーシに取り付けます。

やっと差込める様になりましたが、まだ動きが固いので慣らしていきます。

ファイヤリングピンの細かな加工で、リテイナーややイヤリングピンロックが機能するようになってきました。

1枚目はロックが掛かっている状態。

2枚目はロックをリリースしてファイャリングピンがリテイナーの所まで前進している状態です。

ファイヤリングピンの整形がほぼ完了。

実物のピン先はもう一段細くなってますが、ABSだと強度がないので太いままです。

ファイヤリングピン廻りのパーツが出来てきました(^^)

スライドに組み込むとこんな感じです。

Yさんが帰省のため、今週はここまで。

 

YさんP38製作記 その6

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実家でクラウンのP38を見て、「あの時代にここまでやられちゃねぇ」と思ってやる気が出なくなったYさん。

そうは言いながらもダミカ用バレルの加工に進みます。

銃身を11mmの真鍮丸棒で塞いで、

直径の違うABSのパイプを2本使ってチャンバー部を作成します。

左からマルシンP38用、C-TECの空撃ち用ダミカ、実物ダミカです。
今回のバレルのチャンバーはC-TECに合わせますが、当然ながらサイズ的には実物ダミカも同一です。

作業が進むとやる気が戻ってきたので、スライドの加工に進みます(^^)

先ずはエキストラクター用のスリットを削ります。

そして半分に切ったスライドを参考にして、スライド内側に貼り付けるABSのパイプを切り出しました。

マルシンPPKのバレルのマズルをインサートとツライチまで切って、P38のバレルに入るように加工します。

ツライチまで切るのは、P38のマズルからしっかりインサートが見えるようにするためです。

しかしこのままでは太すぎてP38のバレルに入らないので、PPKのバレルを直径1mm分削っていきます。

バレルの細削り加工が完了です。

P38のバレルにセットしてマズルからインサートが見えるのを確認しました。

ジャンクボックスからタナカP220(多分)のチャンバー部分を発見。

これを削って、P38のバレルにセットできるように加工しました。

先週からYさんは左手人差し指を負傷してパーツをしっかり掴めなかったので今週はここまで。

 

YさんP38製作記 その7

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指の怪我が回復したYさん、P38のバレル製作はいったん置いておいて、スライドの製作に戻ります。

(先にスライド仕上げないと、チャンバーの深さを決められないからです。)

スライドカバーを1mm厚の真鍮板から曲げで作成します。

実物はプレスなので全く同じ仕上がりにはできませんが、似たような形にはできるかな?

曲げる部分は三角ヤスリで曲げ易いようにに溝を彫りましたが、それでも曲げるのは固くて時間がかかります。
ここから細かな整形の完了まで、かなりの手間がかかります。

しかし...

折り曲げたときに破断した箇所が見つかってしまい、やり直しとなってしまいました(泣) 

Yさんはやり方を変えて、マルシンP38のマガジンからスライドカバーを作ることにしました。

スライドの上下をカットして

更に前後をカットして

これでスライドカバーを作っていきます。

とはいえ、鉄板のヤスリ掛けは うるさいので、夜はセフティの加工です。

真鍮なら夜でも大丈夫なんですけどね。
 

トラブルが続いたので、今週はここまで。

 

YさんP38製作記 その8

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スライド内の加工方法に悩むYさん。

知り合いから聞いた「スライド内の肉付けをABS丸棒を削って行う」やり方を試すためにABSの丸棒を通販しました。
もしサイズが合わなかった場合の2本と別モデルを加工する場合の1本で計3本お買い上げです。

スライドに丸棒を仮置きしてみます。

丸棒にファイヤリングピンやインジケータが通る溝を彫っています。

これはまだ3分の1くらいです。

溝を掘り終わったので、スライドへのフィッティングに入ります。
 

インジケータピンを5mmの真鍮丸棒から削り出していきます。

丸棒を電動ドリルに装着して外形を削っていきます。

削り過ぎないように色んな太さや長さのスペーサーとワッシャーを使います。

削り過ぎに注意しながら目分量だけでなく、ノギスを使いながらの作業でここまで削り出すのに2日かかりました。

平ヤスリで両サイドを平たく削り、インジケータピンの加工はほぼ終了です。

真鍮材の通販に時間が掛かったので、今週はここまで。

YさんP38製作記 その9

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オクトーバーフェストで大いに盛り上がり、健康診断で引っかかってしまったYさん(笑)

現在は風邪をひいてしまい、P38の製作も調子が出ません。

治療中もP38のセフティの製作方法に考えを巡らせていましたが、完成までのイメージが固まるまで時間がかかりそうです。

取りあえずセフティは保留して、リアサイトの加工に移ります。

この加工をやっておかないと、スライドカバーの固定ができません。

真鍮板をもう少し削れば完成です。

 スライドカバーを整形していますが、金属加工は夜間に作業できません。

スライドカバーのフィッティングも少しずつ進んでいます。

ブリーチ下部を削り、スライドにセットして様子を見ています。
 
スライドカバーの加工が進んだら、ブリーチをスライドに仮止めして細かな部分を調整していきます。

病み上がりなので、今週はここまで。

 

簡素精強

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SIG P226は私の80年代を代表するDAオートです。

私はマニュアルセフティを排した操作系にかなり戸惑いました。

これからのオートは指でセフティを操作することがなくなるんだなぁとちょっと寂しくなりました。

そのP226をSAO化してマニュアルセフティを装備したP226 SAO LEGIONというモデルがあります。

競技用モデルのX-Fiveならまだしも、高い安全性を謳ってきた機構をやめて先祖返りさせた理由は何なのか?



拳銃所持が認められている国でも拳銃の仕組みを理解して練習を欠かさない人はごく一部の人だと思います。

警察や軍隊では拳銃の訓練を行いますが、警官や軍人になる人全てが銃器に興味深々な訳でなく、大半の人は仕事として訓練を受けていると推測されます。
故に(あってはいけないことですが)銃器への理解不足や練習不足で事故が起こるき危険性があります。

銃器の事故は即人命に関わるので、警察や軍隊の偉い人たちは取り扱いミスによる暴発等の事故を防止できる安全性の高い拳銃を部下に与えたいと思うことでしょう。
民間でもセルフディフェンス用途で拳銃を買う人たちには安全性は重要な購入動機だと思います。
そんな買う側の要望に対応して銃器メーカーは安全対策を詰め込んだDAオートやDAOオートを発売しているのはご存知の通り。



しかし、トリガーを引いて弾が出る仕組みに何重にも安全対策が施してあるのは銃器本来の機能を阻害する恐れがあります。
拳銃のプロフェッショナルな方々から、「シンプルな仕組みの拳銃があった方がいい」という声を受けてP226 SAO LEGIONは誕生したのだと私は思います。

与太話はこれくらいにして、今回はタナカのP226モデルガン(EVO)をベースにSAO化+海外X-Fiveのパーツを組み込み+多くの各種加工が施されています。
製作はあじゃさんにお願いしました。

あじゃさんでも初めての試みが多かったとのことですが...
ここまで一人でやれちゃうアマチュア(って言って良いのやら)って本当に極一部の方々ですねぇ。
今までのSIGにはないグレー(グラファイト)塗装もバッチリ再現してくれています。

グリップのメダリオンもあじゃさんのお手製(!)です。
タナカのP226では再現できなかったバレルとスライドの面一もバッチリです。

スライドピンもライブ化されています。
新型P226の特徴である大型エキストラクター化されて、カートのエジェクトも快調です。

実銃動画を参考にしながら製作していただいたあじゃさんには本当に感謝です。



P320/M17の登場でSIGのメインストリームから外れた感のあるP22xシリーズですが、登場から知ってる身としては、バリエーション展開でも良いので長生きしてほしいです。


道楽家、西へ

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仕事でもないのに早朝の新幹線で大阪へ。

心斎橋で開催されるショットショージャパンにPocketさんが出店するというので、久しぶりに見物に行きました。

ショットショーには10年くらい前に有志と関西のショップ巡りツアーで訪れたとき以来です。

西日本唯一の定期的に開催されるミリタリー・トイガンのイベントはVショーやブラックホールとは異なる空気が漂っていてます。

年4回のVショーとブラックホールがある東京と異なり、年2回のショットショーが全ての大阪では来場客の購買意欲が高く熱気を感じます。

Vショーも人多過ぎで暑いですけどねw

Pocket's Gunsmithingブース。

Pocketさんの初出店です!

「いつかは自分で出店したいです」と言っていましたが、割と早く実現しましたね。

So-Suiさんが名古屋からサポートに駆けつけてくれています。

たった一人ではトイレにも行けないので気心が知れた人に手伝っていただけるのはとてもありがたいです。

そしてスペシャルゲストにはブルーイングカスタムのビンセントさん!

ブログやTwitterでは拝見していますが、実物を見るのはこれが初めてです。

ナカさんのブルーとはまた違った鈍い鋼色で、人によって仕上がりが異なりますねぇ。

ブースの上に照明がなく、画像が暗くて折角のブルーイングが綺麗に写らずすみません💦

モデルガン界のレジェンドは本日もお元気です。

先日モデルガン新製品の予定をぶち上げられて、その中でも私が一番気になっているスターリングについて伺いました。

 ・モデルアップするのはMGCと同じMk5(実物だとMk4?)
 ・外装はアルミ製
 ・マガジンはリアルサイズのバナナマガジン
 ・MGCのスターリングではデフォルメした部分を可能な限り実物に忠実に再現
 ・バレルからのガス抜けは排気ルートを設けるので金属長モノでも煙の抜けを良くする
 ・発火性能は超快調を目指す
 ・発売は来年末を予定

といった意欲作になりそうです。

小林さんも

「スターリングは高価なモデルになるので、買ってくれた人にそれだけの満足を感じられるものにする」

「僕が金属長モノを手掛けるのはこれが最後になるから気合いが入ってる」

とのお話でした。

私の来年買うモデルガンが1丁決まりました(^^)

こちらは私的に残念なお知らせ。

ハートフォードのブースに行くと、見慣れない試作品が…

松本零士シリーズのコスモガンです。

コスモドラグーンの大ヒットで次なるヒットを狙うのでしょう。

ナガンの進捗を聞こうとしましたが、試作品も展示されていないということは...

悲しいです(泣)

PocketさんのWalther M9の完成品を見るのはこれが初めてですが、仕上げに手間が掛かってますねぇ。

今回製作トラブルがあり、完成品3丁のみの販売でしたが、昼には売り切れました。

明日のための商品はイベント終了後に製作して若干数を持参するそうです。

今月のGunプロ誌に載っていたスターモデロBが次回予定として展示されていました。

問い合わせる人が少なくPocketさんは「人気ないんですかねぇ…」とガッカリしてました。

そう決めつけるのは来月のVショーに展示してからにしよう!と持参してもらうようにお願いしました。

私は良いと思うんですがねぇ。

朝からバタバタとしたショットショー見物ですが、帰りの新幹線の時間が近づき17時に会場を後にしました。

昼にはPocketさんとたこ焼きを食べたりとちょっと大阪っぽさも楽しみましたので良しとします(^^)

今度はまた皆と連れ立って来たいですね。

YさんP38製作記 その10

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風邪から回復したYさんはスライドの加工を継続しています。

スライドにブリーチとセフティ受けの金属パーツを仮組みします。(接着しなくても固定されます)


セフティに真鍮パーツを追加してファイャリングピンが通る穴を開けます。

加工したセフティをスライドにセットします。

セフティの動作を確認します。

ファイャリングピンが少し太くて厚みもあったので、削って動作する様になりました。

ブリーチの加工です。

ブリーチ前部をABSブロックで塞ぎ、

ファイヤリングピンの通る穴を開けました。

カートのリム部が収まるようにブリーチフェイスを掘ります。

ブリーチフェイスを掘り終わったので、スライドにセットして諸々のパーツを組み込んでみました。

やはりそのままではセフティレバーが半分しか下がらなかったので、調整して下がるようになりました。

ブリーチ部の加工も山は越えたようなので、今週はここまで。

 

YさんP38製作記 その11

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指先にひび割れができてしまい、作業が思うように進まないYさん。

昔ひび割れは瞬着でくっ付けて治していたそうですが、年をとるとなかなか治らないそうです。

ファイヤリングピンに固定してインジケーターを下方に押し付けるスプリング(正式名称不明)を、ジャンクBOXにあったトーションスプリングを曲げて作成しました。

発火用バレルには前撃針を作成し、

ダミーカート用バレルにはカート止めを作成しました。

ダミーカート用のカート止めは、弾頭部を硬質ゴムで受け止めます。

次はエキストラクターの加工を...と思いましたが、 その前にインジケーターピンの取り付け確認しなきゃいけないのを忘れてました💦

スライドにブリーチをセットして調整し、これでいけると思ってたら、リアサイトとの調整を忘れてました(ノД`)

リアサイトに取り付けていた真鍮板の後ろを削って、ブリーチに干渉しないようにしました。  

これでインジケーターピンの調整はほぼ完了です。

ファイヤリングピンとインジケーターピンは、最終段階で長過ぎる部分をカットします。

エキストラクター用に真鍮板を切り出します。

Yさんが帰省するので、今週はここまで。

来月のお知らせ

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新春の浅草ビクトリーショー(1月12日~13日開催)もあと1か月を切りました。

今回も私の長年の盟友、エングレ倶楽部のSo-Suiさんが参加されます。
当日はSo-Suiさん企画オリジナルカレンダー(200円)を販売します。

部屋に飾るカレンダーが決まってない人はぜひ買いに来て下さい(^^)/

Pocket's GunsmithingのPocketさんは前回と同じくWalther M9(完成品と組立キット)を展示販売します。
Walther M9は前回のVショーと今月のショットショーでも午前中で売り切れた人気商品なので、興味ある方はお早めにどうぞ!

また製作検討中のスターモデロBは、ショットショーでは照明の無い暗いブースで目立たなかったのか反応がなかったのですが、再度Vショーで皆様の声を聞いてみるため出品します。

忌憚のないご意見をPocketさんにお寄せください。

そして、Pocket's Gunsmithingの来年度(※「来年」ではないですよ)の大作についても発表があるかも!?です。

私はこの大作を聞いてメチャ楽しみになりました(^^)

そしてそして...

今回は「大人買いモデルガン」で有名なビンセントさんが参加されます!
しかも普段は受注生産のみのブルーイングモデルガンが当日展示販売されます!(間に合えば新作もあり!!)

ビンセントさんは東京でのイベント初参加なので、今までブログを見てブルーイングをお願いしたくても躊躇されていた方はぜひ自分の目で見て、気になることはビンセントさんに聞けるチャンスです。

買う気満々の方は軍資金の用意を!

現在絶賛製作中のYさんのP38ですが、「なんとか間に合わせたい!」とのことですので、こちらも楽しみです。
風邪や指のひび割れなどのトラブルが続いてますが、Yさんのこだわりが詰まったP38が展示されることを祈ります。

またいつものように「こんなの作ったぜ!」と自作カスタムの見せびらかしも大歓迎です(^^)

当ブースはVショー初日の1月12日(日)しか出店しませんので、日程お間違えの無きよう、ご来場下さい。

 

YさんP38製作記 その12

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1月12日のVショーに公開予定まであまり時間がなくなってきたYさん。

これからは完成までの時間を考えての製作が続きます。

P38のブリーチを加工中、エジェクターが高すぎて、ブリーチに干渉してしまうことが判明しました。   エジェクターを補正するか、最悪真鍮でエジェクターを作り直すかしなきゃいけません💦
作り直しているとVショーまでに間に合わなくなるかも...と心配しましたが、補正でなんとかなりました(^^) ビフォー画像を撮ってませんでしたが、エジェクターの高さを2mm低くしました。
ブリーチもほぼ削り終わりました。

スライド内側の金属製インナーをブリーチが入るように加工します。
スライドにインナーとブリーチをセットします。   ブリーチをセットしたスライドをフレームに入るか確認します。 フレームには抵抗なく入ったのでひと安心です。   次はスライドカバーの整形です。   これでスライドカバーの整形はほぼ完了です。   ブリーチにスライドカバーを被せてロックされるか調整中です。  
画像では分からないけど、スライドカバーを更に削らなきゃ上手くロックできません。   ブリーチを外した状態でもスライドへの組み込みがなかなか上手くいきません。
辛うじてセットできてるように見えますが、タイト過ぎてブリーチも組んだら全くセットできません。   これが終わらないとエキストラクターの位置が決まらないので、Yさんも焦りが見えてきました💦   といいながらも、ライドカバーをとりあえずブリーチを取り付けてスライドにセットできるようになったので、いよいよエキストラクターに取り掛かります。   エキストラクターの製作に取りかかりました。   エキストラクターの加工を終えて組み上げてみたけど、やっぱりまともに動きません。

不調な箇所はトリガーがリバウンドしない、インジケーターの動きが渋い、セフティオンでデコックしない、フィーデングランプの加工が必要といったところです。

トリガーがリバウンドしない原因は判明したので対応しましたが、他はフィーデングランプ以外は面倒そうです。

Vショーの展示まで予断を許さない状況ですが、今年はここまで。 

 
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