あれは私がブログを始めた2007年のことです。
ブログを通じて知り合っただいじそさんから「ガンケースの職人さんのとこに行くから一緒に行かない?」
と誘われ、興味本位でついて行きました。
世の中にトイガンのケースを作ってくれる人がいるなんてスゴいなぁ!と感心しましたが、後年私もその方に
ケースをお願いすることになるとは夢にも思いませんでしたw
だいじそさんのかなり特殊(わがままw)なオーダーもなんとかまとまり、ケース職人さんの工房を後にする際に
「これから先輩マニアの方と会うことになってるから一緒に行こう!」と言われて、そのままついて行くことに。
当時の私はブログを立ち上げたばかりで他のブロガーの方々をよく知らないかったのですが、待ち合わせの場に
いらっしゃったのはそんな私でも知ってるWAガバのコレクターで有名なflatoutさんでした!
flatoutさんは初対面の私にもにこやかに接していただいたのが印象的でした。
大家と言われるマニアは上から目線で否定ばかりするいけ好かない人種だと言う人がいますが、
何事も群を抜いている人は前向きで現状に満足せず、傲らず、他からの情報を吸収するために
コミュニケーション能力に長けている人がほとんどです。
前述のような印象を抱いた人が会ったのは多分本物じゃなかったんでしょうね。
flatoutさんと楽しくおしゃべりした帰りに「お知り合いになった記念に」と手作りのベレッタメダリオンを
いただきました♪
初対面の記念にメダリオンをプレゼントなんて、都会のマニアは洒落たことするなぁ!と感心したものの
「君ならコレをどう使う?」と問いかけられているような気もしました。
さてどうしたものか~と頭を捻りましたが、当時の私にはコレをどう活用したものか分からず、ずっと
引き出しの中で眠っていましたw
最近部屋の片付けをしたところ、このメダリオンを見つけて、「このメダリオンで木グリを作ってもらおう!」
と思い立ち、ガンスミスさんに木グリの制作をお願いしました。
ベレッタのメダリオングリップというと1934の大型メダリオンが印象的ですが、いただいたメダリオンは
普通サイズなので、手持ちのM84用木グリをお願いしました。
M84も何か手を入れたいと思い、サイドアームズさんでスライド刻印をGun誌の表紙になった米国向けに
打ち換えていただきました。
マルシンのベレッタM84は私にとってマルシン黄金期の製品というイメージがあります。
M39/M439やPFCのM16シリーズと新製品を出して私の中では好感度急上昇だったマルシンが当時
知名度の低いM84を5,800円という超低価格で発売してきてマルシンの勢いを実感しました。
M84は快調作動で当時の若年層にはうれしい新製品でした。
flatoutさんは現在でログを停止されていますが、きっと今でもトイガン趣味は続けられていらっしゃる
だろうと思います。
10年来の宿題にやっと解答できた気分です。
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10年来の宿題
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