インターネットが一般人の娯楽に供される以前の大昔、新たな知識を仕入れる手段は書籍でした。
私が10代の頃、福岡市の草ヶ江というところに古書店が集まっており、学校帰りにGun誌の
バックナンバーをよく買っていました。
当時は1冊200円くらいで買えたので、親から貰った昼食代300円を学食のかけうどん(90円)で
我慢すれば1冊買って帰ることができました(^^)
数年前のバックナンバーであればSWATに置いてあったので、おいちゃんがレンタルしていた
コーヒーメーカーで煮出したコーヒーを飲みながら読めたのですが、大昔のバックナンバーは自分で
探すしかありませんでした。
MGC福岡店には銃関連の洋書も売られていましたが、数千円の洋書はおいそれとは買えませんでした。
しかし、見たことのない洋書には自分の知らない銃のことが書いてあるのでは?と思うと読んでみたくなり、
紀伊国屋の洋書バーゲンや嶋田洋書のバーゲンを狙って洋書にも手を出してしまいましたw
福岡の紀伊国屋なら内容を確認して買えるのですが、嶋田洋書は通販カタログの表紙画像と概要説明だけで
買っていたので、届くと「なんじゃこれ?」とガッカリすることもある博打のような通販でした。
そんな嶋田洋書の通販で買った「Military Small Arms of the 20th Century」は画像多めで、辞書片手に
読んでお世話になった洋書です。
表紙がステアーAUGのアップというのも印象的で買う気になった要因だと思います(^^)
そういうわけで?、私は近未来的な軍用銃というとステアーAUGが浮かびます。
ステアーAUGのトイガンというとマルゼンのガスガンが当時バカ売れしていました。
ODとブラックの2種類があり、調子が良かったのでサバゲーユーザーで売れていましたが、大きさが
実物より少し小さなちびっこAUGでした。
その後JACからリアルサイズの電動AUGが出ました。こちらは外観は良かったのですが、複雑な構造が
祟ったのか調子はサッパリでした。
外観重視の私は叩き売りされていたJACの電動AUGを買いましたが、結局動かすこともなく友人にあげて
しまいました。
モデルガンのAUGが発売されることも夢見ましたが、それより前に発売されるべきアサルトライフルが
製品化されていない現状では、これも夢に終わりそうです。
そんなこんなで20年以上が過ぎ、GHKがガスブロのAUGを製品化してくれました!
ガスブロとはいえ(長物はガスブロじゃないと新製品は望めないでしょう)リアルさはJAC以上なので、
私はODストックのモデルを待ちました、が...発売から1年以上が過ぎてもODストックモデルは
製品化されず、ショップに聞いてみると予定もないとのことです(T_T)
それならば、ストックをODに変えるしかないでしょう。
というわけでサイドアームズさんにAUGストックを鈴友へセラコート塗装に出してもらいました。
やっぱりステアーAUGはODストックじゃないと!
36年前に見た近未来小銃は今でも未来的です。