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Channel: ゆも庵
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Yさん SIG P211(?)製作記

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今回のお題は「ひよっとしたらあったかもしれない」空想銃シリーズです(^^)

オリジナルP210をそのまま短縮化した空想銃"SIG P211"です。


製作に必要なベースガンとパーツは以下の通り。


今回のP211は、前回のP210コンパクトと違いフレーム前方の短縮化を行うので


スライドの短縮化方法も異なります。


フレームのグリップ部分を12mm短縮し、マガジンが入るようにフレイム内側をひたすら削りました💦


前作のP210コンパクトのマガジンがそのまま入ります。


リコイルレールはスライドフルストローク化のために前部を切り取り


バレル下部が通るように内側をひたすら削ります。


インナーフレームはエジェクター設置用に加工、シアも一部がエジェクターに干渉するので加工しています。


スライドノッチをフルストローク化します。


ABS丸棒からブリーチとファイヤリングピンを切り出します。


ブリーチの両サイドをスライドに入るところまで削ります。


ファイヤリングピンを整形して、ブリーチにファイヤリングピンが通る穴を開けて


スライドにセットしてみました。


2mm厚の真鍮板からエジェクターを作成して


インナーフレームへ1mmのピン1本と1.2mmのネジ2本で固定します。


リコイルスプリングガイドに擬似ショートリコイルのギミックを組み込みます。



エジェクターの高さを調整して


スライドに干渉しないようになりました。


ブリーチを整形しスライドにセットします。


エジェクターが干渉しないことを確認しました。


整形したブリーチにエキストラクターピン用の穴を開けて


スライドにセットしてみました。


スライドのエキストラクターのモールド部分をくり抜いて


エキストラクターを組み込めるようにしました。


ブリーチにエキストラクターのスリットを切るためのラインをけがきます。


4mm厚の真鍮板からエキストラクターを切り出しました。


ブリーチにスリットを切って、スライドにセットしてみました。

問題なさそうに見えますが、実際にエキストラクターを組み込むと細かい修正が必要になることが多いです。

4mm厚の真鍮板からエキストラクターを作成します。


エキストラクターの荒削りが終わり、スライドのスリットに入る様になりましたが、まだ爪などは整形していません。


エキストラクターの爪を加工するには、先にブリーチフェイスを加工する必要があります。


先ずチャンバー後部の小さな突起は要らないので削ってしまいます。


バレルにカートを入れてチャンバーから出ている部分をブリーチフェイスの深さとして削っていきます。


Yさんが昨夜見た夢の中で見たという、この治具を作成して


ブリーチフェイスを削りますw


ブリーチフェイスを削るのに手動ではいつまで掛かるか分からないので、電動ドリルを使ってモーターツール化します。


ABSが熱で溶けないように少しずつやります。


加工したブリーチをスライドに組み込んで


爪を加工したエキストラクターでカートを咥えてみましたが、まだ動きが固いです。


エキストラクターの調整が終わったので、ちゃんと動くか排莢テスト。

問題なさそうでひと安心です。

スライドを短縮してノーマルのフロントリコイルウエイトが使えなくなったので、15mm径の真鍮丸棒から作成します。


フロントリコイルウエイトには、前から7mm径、後ろから9mm径の穴を開けます。


フロントリコイルウエイトに7mm径の穴を開けたので、次はウエイトの後ろから途中まで穴を9mm径に拡げていきます。


フロントリコイルウエイトに開けた7mm径の穴を、後ろから途中まで9mm径に拡張し、リコイルスプリングを受けられるようになりました。


ブリーチの加工でディスコネクトが効くのか気になってテストしてみました。

ちゃんとディスコネクトしてくれたのでひと安心です。

リコイルレールをモデルガン用バレルが通るように加工すると、トリガーリターン位置が変わってしまうので


正常な位置に調整しました。


1mm厚の真鍮板を切り出して、マグキャッチの下部を作成します。


ノーマルのマグキャッチの下半分を切り取ってネジ止めしています。


リコイルレールの穴位置が若干ズレていてスライドストップがフレイムに入ってくれません。

今までP210は10丁以上弄ってきたYさんも、こんな事は初めてです。
穴位置補正してなんとかなりました。

バレルのチャンバー下部にABSブロックを接着して整形します。


バレルの加工中、スライドにセットして確認していたら、スライドが引きれていないことに気づきました。


原因を確認すると、今回のスライド短縮方法は今までとは別のやり方だったので


リコイルレールを従来加工より短くする必要がある事が判り


5mm短縮することで解決しました。


組み上げてスライドを引けるようになったのでバレル下部の加工は終了です。


リコイルスプリングガイドもスライドに合わせて短縮化しました。


バレルを短縮するため、カット位置に目印を付けます。


マズル部分を切り取っておき、そこから22mm切り取って

結合部分にアルミパイプの補強を入れてマズル部分を接着します。

これでマズルフェイスもバッチリです。


バレルの短縮化が完了しました。


マガジン短縮化の手始めに本体をカットします。


ボトムが抜けないようにスプリングを引っ掛ける部分の加工を残していますが、仮組みしてみました。


マガジンが完成したら、スライドストップの爪の加工に移ります。


マガジンボトムの抜け防止加工が終わり


スライドストップの爪を取り付けるためにM2のネジを切ります。


ネジ穴に片側をM2ネジに加工した6mm径の真鍮丸棒をねじ込みます。


スライドストップの爪を加工しています。まだ少し長いなぁ。


スライドストップの爪を削り終わりました。


フレームにセットして、カートに干渉しない、


マガジンフォロワーに引っかかることを確認しました。


現在のリコイルスプリングだと2発以上ロードするとスライドが閉鎖しません(-_-)

線径があと0.1mm太いものと交換しないと改善しそうにありません。

パーツを探すと、線径が0.2mm太くて少し短いものが出てきました。(画像上の方)

試してみると硬くてスライドがスムーズに動いてくれませんでした💦

そこで今度は線径が0.1mm細いもの(長い方)を見つけて組み上げると、中々よさそうです。

このスプリングでしっかり動くように調整していきます。

スプリングを組み込んでマガジンリップの形状を見直したら、結構動くようになってきました。

装弾数は6発が限度です。

グリップを短縮化したフレームにフィッティングさせます。

先ずは右側片けフレームに嵌まるようになりました。

両方がフレームに嵌まるようになったので、グリップを付けた状態でマガジンを挿入しようとしたら、


グリップ内側が干渉してマガジンが入りません。

ってことで、グリップ内側を削ってマガジンが入るようになりました。

右のグリップ下部を切断しました。


切断した端材は加工して、左のグリップのランヤード用の穴を埋めています。

接着剤が乾いたら整形します。

左のグリップ下部を切断し、整形して組み上げました。

ランヤードリングを塞いだ跡も一緒に整形して一体化しています。

グリップ右側も自然な仕上がりです。


グリップ下部もこの通り。


細かい調整も済んだので、動作チェック。

ちゃんと動いてくれてホッとしました(^^)

前作のP210ショーティと一緒に。




空想コンパクトですが、実在しそうな良い出来です(^^)


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