国土が広いからか、変な銃も多い国ロシア。
ブルバップのライフルで成功しているのはステアーAUGくらいかな?と思える難しいデザインですが、
そんなこと全く気にないかの如くアンバランスなブルバップがこのOTs-14"Groza"じゃないでしょうか。
Hephaestus製 OTs-14”グローザ”のGBB、「HTs-14」はまさか出るとは思ってなかった(というか、
「コレ出すくらいなら他に出すモノアルでしょ!」と言いたい)ですw
コレは逸品屋さんから購入しました。
既に完売とのことで、当初300丁の限定品という触れ込みは本当だったのかもしれません。
それにしては周りにコレ持ってる人が多いのは気のせいか?
どうみても「AKS-74uをそのままブルバップにしました」という素直なデザインw
Grozaの標準的なモデルは9×39mm弾ですが、HephaestusのHTs-14がGHKのクリンコフベースなので
5.45×39弾用マガジンの架空仕様です。
マガジンは標準の黒樹脂だと色味的に寂しいのでベークライト風マガジンに交換してます。
Grozaの不思議なところはバリエーションに7.62×39mm弾仕様のGroza1があることでしょうか?
どう見ても使い勝手最悪なグリップとマガジンの位置関係です。
9×39mm弾モデルがあるのに何故?と思いますが、ひょっとするとこちらは試作なのかもしれません。
予備知識がなければ「マガジン差し間違えてやんの〜w」と笑っちゃうところですが、これがロシアのスゴイ
ところですw
H&KのMP5からG3までのシステマチックな構成とは間逆な出たとこ勝負的なラインナップこそがロシア銃の
面白いところです。
カッコイイというよりもちょっと笑っちゃうアンバランスさがGrozaの魅力です。
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アンバランスな魅力
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