今月は来ないかなぁ、と思っていたら徳さんからメールが来ました!
本業が忙しい中、工房通信にも時間を割いていただきありがとうございます
徳さんが考えるM44とベースとなるマルシンM39の大きな違いの一つはハウジングです。
M39とM44のフレームとハウジングの勘合部分の形状が異なるのと、マルシンM39の
ハウジングは実物と比較して角ばった形状なので、これらを踏まえたハウジングの加工が
必要となります。
というわけで、今回はハウジング修正用冶具です。
トップ画像で作ったハウジング固定冶具を使ってM39のハウジングを固定します。
ハウジングの形状変更には下の二種類のカッターを使いました。
左側が加工前のM39のハウジング、右側が加工後のM44のハウジング。
M39に比べてかなり丸みが出たと思います。
製作途中のセレーション加工用冶具です。
セレーションは5軸加工になります。
アナログ機械での5軸加工という事で徳さんのテンションが上がってますが、別の仕事が終わるまで
我慢だそうです。
まだ見ぬM44の握り心地が楽しみです(^^)