前回マカロフのスライド閉鎖不良は解消出来たYさんですが、その後排莢不良が発生したので、
そちらの調整を行っていました。
排莢不良の主な原因はエジェクターを固定しているネジが緩んでガタついていたと判明したので、
エキストラクターの爪の角度を変更し、エジェクターのネジにネジロックしたら解消しました。
排莢動作もOKになったので、仕上げにエキストラクターを黒染めしました。
マズルからインサートがバッチリ見えてます。
今回苦労したファイヤリングピンもバッチリ再現されています(^^)
Gunくつ王マカロフ(上)とYさんマカロフ(下)
KSCマカロフがベースなのでカッチリとしているYさんマカロフですが、「マカロフのやれた感じ
はGunくつ王マカロフの方が雰囲気出てる」そうです。
マガジンの互換性はありませんでした。
そういえばGunくつ王マカロフ(左)のファイヤリングピンはモールドだったことを思い出しました。
Gunくつ王マカロフには実物ベークライトグリップが付いています。
Yさんマカロフにも実物グリップを取り付けたいところですが、フィッティングする際の
ベークライトの削り粉を吸い込むと、Yさんは具合が悪くなるので思案中とのことです。
KSCのイスラエル製グリップ付きマカロフ(左)とGunくつ王マカロフ(右)
Gunくつ王マカロフとKSCマカロフはトリガーガードの形も違いますね。
無事完成したYさんマカロフは3月末のVショーで展示予定です。