決定版が待たれているモデルガンは数多くあれど、P38を待っている人は多いのではないでしょうか。
マルシンP38は発売当時はPFCでブローバックするモデルガンとして人気でしたが、それは30年以上前の話で、今では再販されてもCF化されないなど色々と不満点があります。
しかし再販専門メーカーとなったマルシンには新規開発は期待出来ません。
後発のマルゼンP38は、ガスブロながらワルサー社からのロゴ使用を許されているだけあって、外観はこちらが実物に近いと思います。
YさんならマルゼンP38を使ってモデルガン化するのでは?と思うのですが、当然Yさんも検討したものの、オートのモデルガン化のキモであるP38に流用可能なマガジンが見つからず今まで製作出来きませんでした。
「マガジンがあればチャレンジしたい」と話すYさんが作るP38を見ていたいので、いつもお世話になっているのでお中元で実物P38マガジンをYさんに送りました。
左からマルシン、実物、マルゼンガスブロ
実物とマルゼンはサイズ的によく似ていますが、マルシンがいかに小さいかよく分かります。
マルゼンP38に実物マガジンを入れてみると、ピッタリと収まります。
しかし、そのままではスライドストップは利かず、こちらは手を入れる必要ありです。
Yさんは先ずマルシンP38のパーツをマルゼンP38に組み込むためにパーツの加工を開始しました。
加工前
加工後
ファイヤリングピンの整形はこの後手作業工程があるので、半分も進んでいません。
スタートしたP38製作記ですが、Yさんがまだ完成までのイメージが湧いていないとのことで、いつもよりのんびり更新していきます。
そういうことで、今週はここまで。