コクサイが1月末をもって業務終了になりましたね。
大昔、地方でもモデルガンはちょっと大きなおもちゃ屋や模型店で売っていました。
小学生の私は下校途中に近所のハカタモケイに寄り道してショーウィンドーに並んでいる
コクサイの金属オートマグを飽きずに眺めていました。
ハカタモケイのおじちゃん、いつもショーウィンドーにベターと張り付いていてその節は
大変ご迷惑お掛けしました<(_ _)>
その頃から「コクサイ」は私にとってとても馴染み深いブランドです。
就職する頃、私はモデルガンに未来はないと考えていて、この趣味から遠ざかっていました。
ただ知らない土地に丸腰で行くのは心細いのでコクサイのM10だけ持って引っ越しましたw
社会人になってからはモデルガンから離れてクルマにハマり、色々弄っては楽しんでました。
しかしITバブルの到来で急に仕事が忙しくなり、クルマを弄っている暇は無くなってしまいました。
今のご時世、日付が変わるまで当たり前に働き、土日も休みなく働くなんてブラックの極みですが、
当時は製品開発期間がそれまで1年間だったのが半年間になり、外注を使って3ヵ月間で片づけろ!
といった無茶な仕事が山積み状態でした。
土日出勤は打合せや会議に煩わされることなく仕事に没頭できる貴重な時間になり、しかも平日は
禁止されているマイカー通勤が黙認されるので土日出勤でハンドルを握れることが娯楽に感じられた
時代があったんです(´;ω;`)
そのうち勤務地が神奈川から都内になり、それまで住んでいたアパートでは通勤に2時間以上掛かる
ので引っ越すことにしました。
しかし都内の駐車場はビックリするほど高く(当時月3万円!)、地下鉄が張り巡らされている土地では
クルマの必要性が殆どないため泣く泣く愛車を手放しました(;_;)/~~~
クルマを手放して、さて俺はこれから何を楽しみにしよう?と引っ張り出してきたM10を握ってみると、
また御徒町へ向かう気力がまた湧いてきました!
私をモデルガンの世界に引き戻してくれるきっかけになったのは、キットを組み立てただけのコクサイの
M10でした。
↑はその後に買ったHWですけどね。
じんぎすかんさんにロジャースタイプの木グリをお願いしていたんですが、今考えると
虫の知らせだったのかもしれませんね。
複雑な形状のグリップをキチンと木製グリップにしてくれるのは相変わらず流石です(^^)
コクサイのリボルバーではグリップの着せ替えで楽しませてもらいましたが、これからは
難しくなってきますね。
S&Wリボルバのモデルガンならタナカがありますが、長らく新しいKフレやNフレがご無沙汰なので
そろそろ何かよろしくお願いします。
コクサイがなくなるのはとても寂しいことですが、一度は復活したブランドですので、
また復活してほしいと思います。