マルイのLCPはＹさん好みのモデルです。
固定スライドのガスガンのモデルガン化にはMGC S&W M645をはじめ実績のあるＹさんは早速LCPのモデルガン化に取り掛かりました。
LCPに合うバレルを探してみるとマルシンのPPK/S用バレルがピッタリです。 口径は違うけど、コレで進めます。
もう引き返せないようにスライドをカットして加工開始です。
リコイルスプリングガイドはマルシンM84用と考えていましたが、ちょっと太過ぎるので断念して自作します。
スプリングガイドはとりあえず長めにしておいて後で調整します。
フレイム内部を削ってスライドが後退できるようにします。
スライドにレールを貼り付けるとして、エジェクションポート内側の厚くなっている場所は逆にレールを切削しなきゃいけません💦
スライドレールは、ABS板を30年物のサンアローで接着します。
バレルのチャンバー部分は22mm径のABS丸棒を使って作成します。
エジェクションポート内側のレール溝は、これで切削しました。
バレルのチャンバー部分は、ここまで整形しましたがまだスライドにセットするにはちょっと大きいので、バレルと接着して更に整形します。
チャンバー周りの加工がある程度進んだので、スライドにセットしてみます。
まだ少し干渉している所があるので、もう少し調整したら、チャンバー下部を加工します。
バレルはマルシンPPK系なのでチャンバーをボアアップして.380ACPにします。
KSCの発火カート、実物ダミカ双方を入れて確認します。
リコイルスプリングをセットしてみましたが、スプリングはもう少し小さい方がよさそうです。
リコイルスプリングでサイズの合うものがなんとか見つかりホッとしました。
ブリーチをスライドにセットするには、今のところエジェクションポート側から入れなきゃいけません💦
インナーシャーシのフレイムから飛び出ている所は、スライドをセットするのに邪魔なので切り落とします。
ハンマーも、横の出っ張りとバルブを叩く突起は削り落としました。
2mm厚の真鍮板からフレーム側のレールを切削加工します。
長さ、下部の形状の調整は、もう1つレールを作成した後にまとめて行います。
もう1つのレールを真鍮板から切削途します。
二つのレールが形になりました。
レールがスライドに上手く嵌まらなかったので、レールを更に削ってなんとか嵌まるようになりました。
インナーシャーシ右側には肉抜き部分があるので、そこにレールを固定するように加工します。
インナーシャーシ左側には、一部レイル加工できる部分があったので、ここと真鍮製レイルを組み合わせる予定。
インナーシャーシのマガジンの前部分にレール固定用スリットを切りますが、これをどうやって切るか悩みどころです💦
インナーシャーシの右側にレイル固定用の加工をします。
後部の肉抜き部分は1mm削り込み、前部のトリガー後ろ辺りも1mm削り込んでいます。 この2ヶ所にレイルをネジ留めします。
インナーシャーシの左側2カ所に、レールをセットするスリットを切削します。
スリットを切る工具なんて持っていないので、ピンバイスに0.9mmのドリルビットを取り付け、縦と斜めに穴を開け広げます。
レール取り付け前に、インナーシャーシを左右結合し、前方を削ってスライドが動く様に加工します。
ハンマーの可動域を加工します。
前進時と後退時、ノーマルではどちらもスライドの脱着ができない高さです。
そこで低くするようにインナーシャーシとハンマーに手を入れました。
バレルを短縮化します。 インサートがコの字になってるので、両サイドを削らないと接着できません。
ファイヤリングピンの加工。
後部のハンマーが当たる部分のみ真鍮を差し込み、中央部にスリットを切ってブリーチにステンレスピンで固定しました。
バレルの短縮化が完了しました。
スライドにセットしてみました(^^)
実物のバレル先端部分には括れがありますが、ミョ〜にカッコ悪いので、再現するか悩みます。
左側のレールを加工して、インナーシャーシに挿し込んでみます。
インナーシャーシに切ったスリットが充分深くて、左右のガタつきもほぼないのでひと安心です。
右側のレールを加工して、インナーシャーシにセットしてみます。
左側と違いシャーシにスリットを切る場所がないので、シャーシ側面にネジ留めする予定です。
インナーシャーシに左右のレールを仮止めしてフレイムにセットしてみました。
見た感じ、右側のレイルの整形がイマイチで、スライドが入ってくれません。
右側のレールを整形し直して再度チャレンジしてみたら、スライドが入りました。
まだ、少し抵抗があるので、もう少し調整しなきゃいけません。
スライドが無事動いたところで、本日はここまで。