最近はタナカの新製品が多いですね。
センチニアル関連はHWモデルやM442と連続していてうれしい悲鳴です。
そんな中、「これってどうなの?」と思えたのがこのSIG P226アーリー(初期型)です。
左上が昔のアーリー、右下が今のアーリー。(紛らわしいw)
タナカのP226というと、自然崩壊するバレルで有名な困ったクセがありましたが、HWモデルは
バレルが割れることはありませんでした。
当時のHWモデルの特徴なのか、旧製品は黒ではなくグレーな色調です。
新製品のアーリーは真っ黒なのがパッと見違いますね。
センチニアルのHWモデルやM422のモデルガンも実銃の箱を模したデザインになっていますが、
このP226アーリーも実銃っぽい箱になっています。
ここらへん、タナカはお客の喜ぶツボをよく押さえていますね。
日頃細かい部分まで確認することがない私ですが、今回はモノがモノなのでちゃんと見比べてみました。
先ずはスライド左側(上が新製品、下が旧製品)
新製品になって「SIG SAUER」の文字が後に下がっています。
旧製品は刻印が前過ぎでしたが、新製品は下がり過ぎな気がしますがどうでしょ?
しかし実銃でこの位置のバージョンが存在するのかもしれませんね。
次はスライド右側(上が新製品、下が旧製品)
これは日本製から西ドイツ製に変わっているので一目瞭然ですね。
そしてスライド裏側というがバレル裏側(上が新製品、下が旧製品)
新製品のバレルにプラスネジがあるのとリコイルスプリングの巻き数が多くなっています。
ここらへんはEvoになって発火性能向上の対策なんでしょう。
フレーム右側(上が新製品、下が旧製品)
新製品ではタナカの刻印がなくなっています。
昔のモデルガンはタナカだけでなく、自社名や「MADE IN JAPAN」の刻印が入っていましたが、
最近は実物に即した刻印が多くなってきましたね。
昔は各社の自主規制か組合の申し合わせで刻印もモデルガンであることを明示する必要があった
のでしょうか?
マニアの年数だけは多くなってきた私にとってP226は未だにSIG SAUER社の新機軸を打ち出した
新世代オートピストルという印象が強いです。
GUN誌の米軍サイドアームズトライアルの記事を読んで「P226が制式拳銃になるに違いない!」と
予想いたのに、ベレッタ92Fが制式になって合点がいかなかったのも随分昔の話ですw
ガバに比べれば新しいモデルですが、P226も今では大分クラッシックなモデルになってきました。
人としてクラッシクになってきた私にはP226アーリーは丁度よい古さです。
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アーリー比べ
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