KSCのマカロフPMがやっと発売になりましたね。
私が試作品を見てから1年半後というのは時間がかかりすぎですが、中止にならなかっただけでもラッキーです。
巷では個体差が激しいとのことですが、取りあえずは見た目の比較を。
以下の画像は左:KSC製ガスガン、右:Gunくつ王製モデルガン(実物グリップ付)です。
どちらもHW製ですが、画像で見るとGunくつ王が上かな?
スライド上部のグループはKSCが正解ですね。
全体のエッジもKSCの立っていますが、マカロフにはGunくつ王くらいのダレた感じが似合うのかもしれません。
グリップを外した形はかなり異なりますが、KSCの方がリアルですね。
マガジンキャッチもKSCがリアルですね。
しかし、実物グリップの取り付けとなると、KSCはフレームが太いのか、相当削らないと取り付けられそうにありません。
KSCのグリップの薄さまで実物グリップを削るのはかなり難儀しそうです。
マガジンの角度は微妙に違ってます。
KSCに実物グリップが付けば印象も変わると思います。
KSCのモデルガン化はそのうちにですね。
マカロフ比べ
アラガバニスト!?
「オラガバニスト」で既にご存じの方もいらっしゃると思いますが、あじゃさんにお願いしたグレイガンが完成しました!
グレイガンはブルース・グレイのカスタムガンの総称で、この8ポート・コンペンセイターカスタムのことだけじゃないそうです。
ビアンキカップカスタムやボランド・スーパーのようなメジャーじゃないですが、チャレンジャーの読者だった方には懐かしい
カスタムだと思います。
グレイガンの一番の特徴である8ポートコンペンセイターです。
上部のセレイションもバッチリです。
そして、センチメーターカスタムにチョット似ているビーバー(っていうよりキャット?)テール。
ウィチタサイトもはじめからそこにあったように収まってます。
ハンマーもチャレンジャーを参考に形状を修正していただきました。
刻印も実物通り(^^)/
トリガーガード形状の修正のおかげでベースのピンガンとは様子が異なり、グレイガンっぷりが上がってます。
私があじゃさんに送ったマガジンバンパーは黒染めだったんですが...
なぜか実物通りの金メッキに!?
→後日あじゃさんに聞いたら、マガジンバンパーは塗装とのことでした!
ブルース・グレイのカスタムを調べてみても、SIG P210にアンダーレイルを取り付けたような残念な銃くらいしか探せず
グレイガンの画像はヒットしませんでした。
よって参考資料は不鮮明な写真が多いチャレンジャーの83年12月号しかなく、あじゃさんもご苦労されたと思います。
そんな少ない資料からでも、使い込まれたグレイガンをキッチリ再現できるセンスは抜群です。
また、凄いのは外観だけでなく、元々のGM5のトリガーの切れとは比べものにならないカッチリとしたフィールに
チューニングされています。
塗装でこのスチールのような仕上がりになるんですねぇ。
塗装されたモデルガンは画像だとリアルに見えても、実物を見ると「・・・」なモノが結構あるんですが、あじゃさんが塗装された
アラスカンを見せてもらったことがありますが、本当にステンレスにしか見えませんでした。
一体どうやってこんな塗装ができるのか本当に不思議です。
今回のカスタム製作でグレイガンはグリップウェイトは右側だけで、左側には取り付けられてないことに今頃気づきましたw
前回のセンチニアルの塗装以来でしたが、今回も期待していた以上の出来に満足です♪
さぁ、次は何をお願いしようなかw
コークボトルライン
私の思い出のカスタム、グランドマスターデラックス(GMDX)。
これを製作していただいたマイスター氏と初めてのやりとりで色々ご迷惑をかけてしまったり、予期せぬアクシデントが
発生したりwと本当に思い出深いカスタムです。
これだけのカスタムなのでやれることは何でもやろう!と心に決めて、グリップはクレイトンにお願いしました。
クレイトンではかなり頑張って製作していただきましたが、実物のグリップ通りの再現はできませんでした。、
私は現時点ではこれ以上のグリップは望むことはできないだろうと思い満足していました。
しかし、そんな私の満足感も長くは続きませんでした...
完成したGMDXをだいじそさんに見せると「このグリップは本体に負けてるね~」と手痛いコメントをいただきました。
痛いところをついてくるなぁ!と思いつつも単なる褒め合いでなく、仲良しのだいじそさんだからこそのお世辞抜きの
感想は私の中の妥協を見事に言い当ててくれました。
それから私のGMDXに似合いのグリップを探す旅が始まりました。
多分だいじそくんはもう忘れてるでしょうがw
とはいえ、GMDXのグリップはワンオフのようで同様のグリップは探してもありませんでした。
イチローさんが帰国されたときにどなたの作か伺おうと思いつつもチャンスがなく、時が過ぎました。
そして今やっとこのグリップを製作してくれる「モデルガンのはなし」のじんぎすかんさんが私の前に現れてくれました!
トリガーガート後ろの僅かな隙間も再現していただきバッチリです(^^)
じんぎすかんさんにはこのコークボトルのような凹凸のある形状にフルチェッカーなどという悪魔のような依頼を受けて
いただき本当に感謝しています。
本体を製作していただいたマイスター氏にこのことを伝えると「こんなモノを依頼するあなたは鬼です」とお褒めの言葉を
いただきまスタw
これでやっと本体に負けないグリップが出来上がりました。
だいちゃん、見てるかー(^^)/
出展告知!
ブラスターやボーチャードのワンオフモデルガンで知られる超絶原型師の徳信尊さんが、このたび3月29日(日)に浜松町の
東京都立貿易産業センターで催される第76回ビクトリーショーにブース出展されることが決定しました!
(ブース番号:W190)
※事務局よりブース番号がW173から5階のW190(エングレーブの井浦氏のお隣)に変更とのお知らせがありました。
http://www.sams-militariya.com/docs/vshow.html
出展されるのは現在製作中のS&W M39初期型で、製作過程は以下URLをご覧下さい。
https://picasaweb.google.com/108281134102221018453/SWM39
アルバム最新画像のバレルの造形を見ればニヤリとされる好き者の方は多いと思いますw
完成時期や価格についてはまだ未定ですが、製作者である徳さんに直に聞いてみたいことのある方はぜひ
当日会場まで足をお運び下さい。
Vショー参加しました
本日はいつもよりだいぶ早い時間に浜松町に向かいました。
今までワンオフのモデルガン製作で有名な徳さんが初のイベントお目見えということでお手伝いさせていただきました!
今回のブース出展の目玉は徳さんが開発中のS&W M39前期型ダミーカートモデルガンです。
サーフェーサーを吹いていますが、材質はABSです。
当初フレームはマルシンを流用する予定でしたが、実物通りのティルトバレルを再現したところ、フレームも新規に
なってしまったという労作です。
トリガーとトリガーバーも新規製作になりそうということで、マルシンベースとはいえなくなってきました。
今回はスライド、バレル、フレームの主要パーツだけの展示でしたが、「早く完成させてお客さんにアピールしたい!」
と徳さんの弁です。
これからも徳さんのモデルガンは進化していきますので乞うご期待です(^^)
開場直後の徳弘工房ブースはこんな感じでアッサリとした様子ですが...
よっしーさんがやってきてコレクションを展示したり、
あじゃさんのアラスカンがやってきて...
ものすごいカスタムづくしのブースとなりました!
その後もてるぱさんのスコーピオン木グリも乱入して、もう何のブースなのか分からなくなってきたのは内緒ですw
特にナカさんブルーイングのパイソン4inと6inはたくさんの人々から「これがブルーイング?!」という驚きと
「実物にしか見えない!!」という賞賛を浴びてました(^^)
私もあじゃさん作のグレイガンと徳さん作のビアンキカップカスタムという贅沢な2ショットを楽しみました♪
ブースを尋ねて来られた方とのカスタムとのコラボもやりましたよ~
上からキノハナさん作のベレッタ92と以前PT70を紹介させていただいたpocketさんの新作ベレッタM1917です!
こうして皆さんのカスタムを拝見できるというのもイベントならではの楽しみですね。
また、Yさんから「CAWのブルドックを本郷社長に聞いてきて」と頼まれていましたが、ブースで立っている時間が
多かったのと、CAWブースにいっても本郷社長は他のお客さんとの話が弾んで聞くことが出来ませんでした(>_<)
その代わりといっては何ですが、実物グリップの組込が難しいマカロフの木グリは2ヶ月後には発売予定!とか、
HWSスタールのmuleカスタムは赤っぽい色合い(塗装かブルーイング?)がとっても格好良かったことや、
MGCのSIG P210カスタムはスライドとフレームの色合いが異なっていて良い感じだったことを報告致します。
あとYさん期待のHWSのHScもグリップが付いて少しずつ形になってきています♪
ブースにお越しいただいたKUROさんやRICOさんをはじめたくさんの方とモデルガン談義が出来てとても有意義な1日でした。
またこんなことができるとうれしいです。
S&W第三世代
S&WオートはMGCやマルシンがM39やM59を発売したので日本のモデルガンマニアには愛好者が多いですが、
様々なメーカーのオートが選び放題の米国では(当然ながら)人気はイマイチだとか。
「三つ子の魂百まで」ということで、私もS&Wオートが大好きです。
WAのショーティ40をベースにMFC工房さんにモデルガン化をお願いしました。
マガジンはマルシンハイパワー用を流用してます。
オートのモデルガン化に大事なことは使えるモデルガンのマガジンがあるか?ですが、使えそうなマガジンを探すのも
最近では難しくなってきました。
セフティに連携したファイヤリングピンも再現されてます。
サードジェネレーションまではこのセフティが残っていますが、それ以降は採用されないですね。
WAショーティ40のラバーグリップは時間が経つとベトベトになるので、今回はHOGUEの木グリを取り付けてもらいました。
色合いも模様もバッチリなのが手に入ってラッキーでした♪
サードジェネレーションはS&Wオートらしさが残る最後の世代ですねぇ。
S&Wオートはまだやってみたいお題があるので、どこかM59を再販してくれないですかねぇ。
新製品は突然に
私がこのブログを始めるきっかけのひとつがAKMの米国カスタムであるKrebs KTR-03Sでした。
当時KTR-03Sを再現しようとすると、ベースとなるGuarderのAKMキットとTriggerHappyのKTR-03フロントキットの他に
各種実物パーツが必要となり、加工も手探りでとても手間のかかるカスタムでした。
しかしそのおかげ?でAKのバリエーションに目覚めてしまい、これ以上使いもしない電動ガンが増えても仕方ないので、
今ではAKはガスブロじゃないと買わないようにしてますw
KSCがAK74ガスガンを開発中なのを知ったのは浅草のトイガンフェスティバルでした。
出来は良いなと思いながらも、現行型のAK74はカスタムのベースにしにくいので、熱心に説明してくださった
社長さんには悪かったのですが、私の食指は動きませんでした。
しかしKTR-03Sはどこかのイベントで突然発表になり、「KTR-08じゃなくて今どきKTR-03S?」と驚きましたが、
Krebs好きとしては買わざるを得えず、慌てて予約しましたw
実物のKrebsにAK74ベースのKTR-03Sを見たことはないですが、多分私が知らないだけで存在することでしょう。
長モノを撮影するときはいつもアングルがどれも同じになっちゃいますねぇ。
小物を使ったり立てかけたりすれば、もっと違ったアングルで撮影できるんでしょうが、面倒なので私は寝かせて撮り
のみですw
ストックを交換してドットサイトを載せただけだと、何だか寂しいのでなべやんにマガジンをベークライト風塗装
してもらいました。
こんな売れそうもない(失礼)KTR-03Sを出してくれたKSCのチャレンジに感謝です。
Vz61やマカロフとこのKTR-03Sと、私好みのモデルを次々と出してくれるKSCにはこれからも他のメーカーがやりそうに
ない製品を出して驚かせてほしいですね。
ユニバーサル!!
アートルーム ユニコーンさんにロンパワーカスタムのユニバーサルモデルをカスタムしてもらいました。
MGC末期の赤箱パワーカスタムをベースにしています。
グランドマスターデラックスにコンペンセイターを取り付けた大型で見た目も押し出しが強いモデルですね。
コンペンセイターはネジで取り外し可能です。
グリップはじんぎすかんさんにムチャ振りして製作していただきました。
当初はHOGUEのカップグリップを取り付けようと思ったのですが、じんぎすかんさんの超絶スキルのおかげで
「ハンドガン」に掲載されたモデルのグリップが完成しました。
上から見るとこんな感じです。
後ろからはこんな感じ。
ロンパワーのトレードマークもしっかり入ってます♪
このユニバーサルモデルはワンオフカスタムなのかな?と思っていましたが、海外のオークションサイトで
同じモデルが出品されていたので、どうやらカタログモデルのようです。
後部のアイピース部分が無い残念なaimpoint2000ですが、とりあえず載っけてみました。
実物でこの大きさだと振り回すのはかなり難しそうです。
「ハンドガン」で初めてユニバーサルモデルを見たときにはゴツすぎてピンとこなかったのですが、
時が経つとこういうのも良いと感じられるようになってきました。
80年代カスタムをまたカタチにすることができてうれしいです。
軍用もいいけど
KSCのVz61はトイガンの中で現在一番リアルなスコーピオンです。(当社比)
確保しておいた実物グリップとワイヤーストックがすんなり取り付けられて、やっとリアルな形のスコーピオンが来た!
と、KSCに感謝しました。
軍用の木グリやプラグリは国内でも出回ってますが、チェッカリング入りの木グリはお目にかかったことがありません。
病み上がりのてるぱさんがリハビリにVz61の木グリを製作していることを聞きつけて、ダメもとで「俺にも作って!」と
お願いしたところ、3月のVショーで「ホラヨ」とVz61の木グリを持って来てくれました♪
てるぱさん、遅ればせながら木グリの製作ありがとうございます&ご快復おめでとうございます!
実物グリップは取り付けるために基部形状の修正が必要ですが、てるぱさんグリップは当然ポン付けです。
DIY店で売ってる端材で作ったとは思えない仕上がりです。
軍用グリップもいいけど、欧州のGUNショーで見かけるこのグリップもイイ!
手彫りのチェッカリングも実物っぽさを醸し出してます。
このグリップの為にVz61本体が増えちゃったのは内緒ですw
忘れた頃に
Yさんが今は無きZebra-6にコルト380ガバメントのモデルガン化を発注したのは2009年の2月でした。
Zebra-6の閉店もあり、完成が危ぶまれましたが、6年も経ちやっと完成しました。
YさんのオーダーはノーマルスライドとNOVAKサイト付きスライドの二つです。
NOVAKサイトにはロゴマークがスライド右側に刻印されてます。
エジェクターはGM2方式です。
マガジンは当初マルシンガスオペのガバメント用で検討されてましたが、マルシンPPK用に変更となりました。
よってカートも380ではなく32ACPデス。
380ガバ3丁揃い踏み。
左から現行型HWモデル、モデルガン、旧型ABSコンプカスタム(ジャンク)です。
Zebra-6には私も発注済みのカスタムが複数あるので、早いとこ完成してもらいたいもんです。
7月の告知
次回ビクトリーショーの徳弘工房ブースの展示内容について徳さんと打ち合わせしてきました。
前回展示したM39初期型は徳さんが精魂込めて製作していますが、残念ながらあまり進捗がありません。
決してサボっていたわけではなく、徳さんは米国の実物M39オーナーから資料では分からない部分の画像を
撮影してもらい、それを元にリアルタイプのフレームの製作していました。
しかし、徳さんがリアルなM39に突き進むにつれて、当初流用するはずのマルシンM39のパーツがだんだん
使えなくなり、このままではパーツも完全オリジナルになってしまいそうな勢いになってきました。
ワンオフのモデルガンなら、完全オリジナルもアリだと思いますが、今回は少しでも多くのモデルガン愛好家に
徳さんのモデルガンを手にして貰いたいという目的の量産モデルですので、現在の超リアル路線は少し方向
転換の必要があるね、ということになりました。
しかし、今まで製作してきたM39を活かしつつ究極のリアル路線ではないカスタムでモデルガン愛好家が喜んで
くれるモデルって何があるのか?
モデルガンマニアのオッサン二人は考えました。
徳さんも私もMGCやマルシンのモデルガンで楽しんだ世代です。
これらのメーカーのオマージュとなるモデルを企画してみてはどうか?という話になりました。
そこで企画モデルその1
これを見れば40代以上のマニアは分かりますねw
マルシンがついに発売できなかったM52をマルシンM39ベースで作ってみてはどうか?!
マルシンマニアならグッとくるネタではないでしょうか?
そして企画モデルその2
スライドの刻印を見て懐かしさにむせび泣く方もいらっしゃるのでは?
MGCのM44を樹脂モデルで再現してはどうか?!
M44については、M39の製作初期に私も提案したのですが、徳さんによると実物M44の資料がほとんどなく
製作は難しいとの判断でしたが、MGCのモデルガンを再現するってのは面白くない?!ってことで急浮上ですw
これらのモデルにのニーズついて、来場されたマニアの方々の声をお聞きしたいと思います。
当日来場されたら、徳さんにご意見をお聞かせ下さい。
また、徳さんの作例として留之助ブラスターのカスタムモデルも展示します。
徳さんのブルーイング仕上げの腕前をご覧ください。
でもこれだけだとブースがガラガラになるので、当ブログでお馴染みの自称一般人ビルダーのYさんの作品も
貸していただけることになりました(^^)/
例えば↓の真鍮材が・・・
↓みたいなパーツになったり、
↓みたいな真鍮材たちが・・・
こんなになったり、
こんなになったりするモデルを展示予定ですw
その他にも好事家の皆さんがステキなカスタムを持ち込まれると思います。
カスタムモデルガンがお好きな方は徳弘工房ブースへお立ち寄り下さい♪
あと少し?
カスタムをお願いした後、依頼者がやるこることはひたすら待つこと。
待ってる間は完成したときのことを考えて楽しみます。
しかし待ってる時間が4年も経つと、後からの依頼分が先に完成したりして、何時しか頼んでいることされ
朧気になる依頼ブツもあります。
そんな朧気な記憶の底から進捗画像が送られてきました。
時間がかかった理由は
エジェクターを当初の樹脂製から
金属製に変更したり、
ロングスプリングガイドも
金属で作り直したり、
スライド保護のため
ブッシングを新規製作していたりしたからだそうです。
画像からは間もなく完成しそうな雰囲気ですので、近日取り上げられるかもしれません。
7月Vショー通信
本日は浜松町でビクトリーショーで徳弘工房のお手伝いをしていました。
今回もたくさんの方々に足を運んでいただき、ありがとうございました
徳弘工房の今回の目玉はM44とM52です!
企画モデルながらどちらも大好評で、手応えを感じた徳さんはいずれかの製品化を検討されるとのことです。
我が家からの賑やかしで持参した6丁のカスタムです。
真ん中のP210モデルガンの2丁はYさんからの借り物で、この中で一番人気のあったカスタムです。
So-Suiさんのエングレ倶楽部も出店していましたが、帰りの航空機の都合で14時半頃には帰らねば
ならず駆け足の出店となってしまったのは残念でした。
今度はノンビリとお話したいですね。
今回注目のブースは久々登場のGunくつ王さんでした!
マカロフに次ぐオリジナルモデルガンの第二弾はブローニングM1922でした!
価格はカスタムとは思えない38,000円(ダミーカート付)!!
材質はHW製で大きさの割にズッシリとしていました。
発売は年末を予定ですが、まだ決まっていないそうです。
こりゃ楽しみですね!
前回もブースに来られたキノハナさんが新作のフランス製オートのMABを持参されました(^^)
スライドを引くとバレルが回転する仕組みをバッチリ再現しているところにロッキングマニアの
キノハナさんのこだわりを感じます。
そして旭工房の仲代さんもブースを訪れてベレッタM70ピューマを見せていただきました!
マルシンM84をベースにシングルカラム化、トリガーバーをインナー式に変更などすごく手が掛かっています。
この頃のベレッタ・オートには味がありますねぇ。
今回も多数のモデルガン愛好家の方々と話をすることができて有意義な一日でした。
次回9月のVショーにも徳弘工房は出店予定ですので進捗に乞うご期待下さい。
名作には名作を♪
モデルガンは樹脂製じゃないとカスタムできないんで金属製にはあまり食指が動かない私ですが、
数少ない例外がマルシンのルガーP08です。
MGCのP08はCPカートのブローバックが快調で、撃って遊ぶには名作なんですが、カリスマ小林さん
独自のアレンジがあり、模型としては?な迷作でした。
P08は私の中では好みの軍用銃ベスト1なので、いつかリアルなP08の登場を心待ちにしていました。
そんな中、マルシンから金属P08が発売される、しかも一番好きな6インチのネイビーが出る!と知り、
兎に角予約したのは言うまでもありません。
マルシンの金属P08は私の期待通りの出来で、ホントは4インチと8インチも欲しかったのですが、学生だった
私は一番好きなネイビーだけしか買えず、3種類全て買える社会人のYさんを羨ましがったものです。
そんな思い出のP08を取り出して眺めていると、当時は木グリが標準装備のモデルガンは珍しくそれだけで
得した気分になったものですが、改めてよく見ると、木グリは本体にかなり負けてるのがよく分かります。
モデルガンメーカーのオプションの木グリは実物グリップを知らない若造にとってはそれを取り付けただけで
数段見栄えが良くなるスーパーアイテムでしたが、数十年の経験を経たおっさんの眼を通して見ると
「若い頃って純粋だったんだなぁ」
と思えてしまいますw
モデルガンメーカーの木グリも思い出補正の効果もあり、味のあるアイテムなんですけどね。
そんな心の眼が曇った私ですが、曇りを晴らすために木グリ達人のじんぎすかんさんにメールを送りましたw
曲面で構成されている木グリに手作業で正確にチェッカリングを入れることは物凄く大変だと知りながら
「チェッカリングはバッチリクッキリお願いね!」とお願いしちゃうのはいつものことですがw
それんやってのけるじんぎすかんさんだから安心できます。
本人は「大変だった!」って言ってるけど、これ位は鼻歌交じりなのかもしれません(・∀・)
仕上がった木グリは正に私の期待通りです♪
これで私の心眼の曇りもバッチリ晴れました(^^)
色合いもマルシンの白っぽいものから赤味のあるものにしてもらいP08によく合います。
純正木グリも買った当時はよく見えたんだけどなぁ。(しみじみ)
木グリのチェッカリングも現在は機械で入れるご時世ではありますが、P08に機械的なチェッカリングは
似合わないと思うのは私だけでしょうか?
P08が手作業の多かった時代の製品で仕上がりに人の誤差(リズム)があるのでそう思うのかもしれませんね。
マルシンの名作に相応しい名作木グリが出来上がり満足です♪
じんぎすかんさん、ありがとうございます!
いつか一緒に
S&W M52はマルシンが発売予告のままついに世に出なかったモデルとして40代以上のモデルガンマニアには
思い出深いモデルです。
徳さんがM52のモデルガンを開発中ですが、これはもう少し待たないといけません。
モデル工房SさんのブログでM52の現代版ともいえるM952をマルシンM39ベースで製作されたのをみて、
ぜひ譲ってください!とお願いしたのは言うまでもありませんw
スライド延長だけでなく、各部の造形にも手が入っており、モデル工房Sさんの技術力の高さが伺える逸品です。
赤いフォロアーとバンパーのマガジンがイイです♪
パフォーマンスセンターの刻印やスライドやフレームのセレーションも精密に入れられています。
6インチスライドというのもS&Wオートでは珍しく、ベースのM39はイメージがガラッと変わりますねぇ。
木グリは当然モデル工房Sさんの作です。
フレームの斜めのカットもご苦労されたポイントとのことです。
マルシンが元気なら(言っても仕方ないけど)こいうバリエーションも出たのかもしれません(T_T)
いつかこのM952と徳さんのM52を並べてニヤニヤしたいものです。
台風のおかげ
月一更新をなんとか続けていた当ブログもネタが尽き、もう8月は更新なしかぁと思っていました。
しかし折からの大型台風のおかげ?でYさんが出勤待機となり、その時間を使って前回Vショーで展示した
P210を撮影してくれました。
おかげさまでなんとか月刊を維持することが出来ました(汗)
MFC工房さん作のP210じゃないの?とお思いの方もいらっしゃるでしょうが、これはYさん作のP210です。
プロじゃないお座敷ビルダーが作るとこうなる、という企画で展示したのですが、来場者の方には好評で、
中には「僕も今作ってるんで参考になります!」と進捗画像を見せてくれた方もいました。
ネットに出てこないカスタムを楽しんでいる方々にも同好の士の作品を見てもらうという狙いも少しだけ
達成することができ良かったです(^^)
「人様に見せられるようなモノはないよ~」と出品に尻込みしていたYさんを説得した甲斐がありました。
ABSとHWの2丁でいずれも真鍮製エキストラクターとエジェクター装備で、ABSはヨーロピアンのマグキャッチで
HWはアメリカン・マグキャッチ(いずれも真鍮製)となっています。
ここでYさんの製作レシピです。
ベースガン
ノーマルモデル:マルシンP210ABS
ノバックモデル:マルシンP210HW
1.スライド
・ブリーチはマルシンM9用を後ろに延長し、整形。
・エキストラクターは、4mmの真鍮板より切り出し、整形。
・リコイルスプリングガイド後部に、疑似ショートリコイル用のスプリングと真鍮棒を取付け。
・バレルはマルシンハイパワー用を加工、チャンバーカバーはマルシンP210より移植。
・ノバックモデルは、フロント・リアサイトのダブテイル加工。
・ファイヤリングピンは真鍮棒で後ろに延長、(カートリッジに当たる部分は樹脂のまま)
2.フレイム
・内側を、マガジンが入る様、削って拡張。
・エジェクターは、2mmの真鍮板より切り出し、整形後、シャーシにピン1本とネジ2本で固定。
・リコイルレール内側を、バレルが通る様に削って拡張。
・ノーマルモデルは、マガジンセフティを真鍮棒と板バネ(ビデオテープから取り外したもの)で再現。
・ノーマルモデルは、マガジンキャッチを1mmの真鍮板より切り出し、ペンチで曲げ、チェッカリング
ツールでセレイション加工。
・ノバックモデルは、ボタン式マグキャッチ本体を5mmの真鍮板より切り出し整形、ボタン部分は
GM5用を切り取り、加工。
・ノバックモデルのフレイムを、マグキャッチが入る様加工。
3.マガジン(MGCのP220用)
・長すぎるので、下部を斜めにカットし整形。
・マガジン内部の背板を撤去。
・ノーマルモデルはマガジンがメッキされていたので、鈴友でセラコート処理。
以上
こんな真鍮材から・・・
こんなエジェクターを手削り(!)で作ってしまうなんて!!
どんどん製作レベルが上がっています。
既にYさんは次回作に取りかかっています。
次回作もおっさん受け間違いなしの作品なのでこうご期待!
今月はネタなし
今月はブログのネタになるカスタムは完成しなかったので、最近買ったタナカのS&W 360SCなど。
.357マグが使える新しいJフレームなのでS&W教徒としては買わないわけにはいけませんw
新Jフレームは強装弾に対応するためか、インターナルロックを内蔵するためかはわかりませんが
リアサイトからグリップ上端までのラインが旧Jフレーとを異なり、ちょっと違和感があります。
新製品を出してくるタナカにはホントに感謝です。
次回はペガサスで発売済みの327のモデルガンか、新Jフレームのハンマーレスモデルを
お願いしたいですね。
とりあえずこれでなんとか月刊ペースは守れましたw
並べてみました
最近、当ブログではネタの不漁続きで目標の月イチ更新も危うい状態です。
(単に更新をサボっているとも言うw)
カスタムの完成時期は決まっている訳でもないので、今までも何故か連チャンで完成したり、ずーっと
何も無かったことがありましたが、その度にYさんのカスタムに助けられて月イチ更新のペースは守られ
てきました。
しかし現在Yさんが手がけているネタが難航しており、今月の更新はかなり厳しくなっていました。
そういうわけで今までは完成したカスタムを一度でアップしていましたが、これからはなるべく小分けの
ネタ出しで行きたいと思いますww
先日も製作状況をアップしたSIG P238がめでたく完成との報せを受けました(^^)/
しかし現物は記事構成上の都合によりYさんのお宅に到着しております。
Yさんは完成したP238を持ってMGCにお披露目に行かれたそうで、そこで新製品のG42と並べてみました。
どちらも.380ACPだからなのか、大きさはほぼ同じですね。
というわけで、本編は私のところにP238がやってきてから更新します。
naoさ~ん、これで月イチ更新できました~(^^)/
今年中には
最近Yさんのカスタムが出てこないとお嘆きのあなたへ。
Yさんは相変わらずカスタム製作に勤しんでいますが今回のお題には結構手こずっている模様です。
MGCの名作、S&W M645のモデルガン化です。
固定スライドへのレール彫りだけでも面倒な作業ですが、今回の難点はフレームのレール作りだそうです。
サブフレームを組むかサブフレームなしでいくかで検討されていましたが、サブフレームを組むことに。
サブフレームの組み込みが一筋縄ではいかず(詳細は後日)、フレーム部の加工にかなり手を焼かれていました。
それでも形にするのは流石Yさんです。
マガジンはGM7の8マガジンを流用。
下回りは形になってきました。
現在はスライドを加工中です。
バレルはGM5からの流用です。
セフティの加工は初めてなので、かなり時間がかかりそうとのことです。
今のところはここまでですが、今年中にはなんとか完成させたいとのことです。
完成が楽しみです♪
出展のお知らせ
12月19日((土)のビクトリーショーに「ゆも庵」でブースを出します。
※今回のビクトリーショーは19日と20日の2日間の開催ですが、うちのブースは19日(土)のみの出展です。
当然「徳弘工房」の徳さんもご一緒です。というか、こちらがメインですw
当初「MGCのオマージュ」として開発がスタートしたS&W M44ですが、リアル追求派の徳さんですので、
色んなギミックが増えてきてます。
リアサイトも
こうして
こうなったりしてます。
19日当日にはもっと進んだ試作品が展示できる予定です。
お知り合いのカスタム好きの方にも声を掛けていますので、日頃にお目にかかれない超絶カスタムを
見ることができるかもしれませんよ~
師走の週末なので何かとお忙しいかもしれませんが、別に用事もないし浅草観光のついでに行っても
いいかな~という趣味人の方は覗いていって下さい。