カスタムビルダーYさんは製作記をTwitterで呟くようになったので、ブログで取り上げることがなくなりました。
しかし、Twitterはタイムラインの彼方に製作記が流れてしまうのでブログに備忘録を作っておこうと思います。
マルシンSIG P210のモデルガン化は今までやってきましたが、今回はヘヴィフレームのショーティモデルを作ります。
P210のショーティモデルは高級品のP210を短くする人が少なく、実銃でも作例は僅かです。
そのため、作例には拘らず自由なカスタムでいきましょう。
先ずはマグキャッチボタンを作成します。
丁度良い 7mmの真鍮丸棒が無かったので、9mmの真鍮丸棒を削って作成します。
マグキャッチボタンにチェッカリングして塗装で仕上げます。
マルシンP210のフレームにMGCのP220用マガジンを使えるようにするため、フレーム内側を削ります。
そのままでは削らないと入ってくれませんが、個体差があって無理矢理押し込めるケースもあります。
内側は側面を平ヤスリで少し、前方のRを太めの丸棒ヤスリでしっかりと削ります。

フロントサイトは少し大きな物に換えるので、スライド短縮加工前にダブティルの拡張加工する予定です。

フロントサイトを大きめの物に交換するためダブティルを拡張してセットしてみたら、長さや横幅がまるで専用サイトみたいにピッタリ合ってて、ちょっと嬉しい(^^)


フロントサイト付けたら、リアサイトも。

今回はタナカのP228(GBB)のリアサイトを使うことにしました。

スライドの短縮化に合わせて、フロントリコイルウェイトもカットしなきゃですが、これの先端近くでリコイルスプリングを受けているので、カットすると受けられません。

ガスブロのスプリングだと後部に座金咬ませればOKですが、モデルガン用スプリングだとスライドの後退量が足らなくなります、さてどうするかな?

スライドの短縮加工を始めます。

接着部分を増やすためにこんな風にカットしています。

今回使ったP228のリアサイト、現行のP210にも似たような物が使われていますね。後で気がつきました。

ヘヴィフレーム加工に着手。
斜めに削ったABS板を貼った上にもう1枚貼ったあとで、繋ぎ目を消していくベタな方法です。




フレームの継ぎ目消しのペーパーがけはまだ半分くらいですが、スライドと組み合わせてみました。 ほぼイメージ通りかな?


フレームはこの後マグキャッチ加工したら下部を0.5インチ短くします。

ヘヴィフレームのペーパーがけがやっと終了。 細かい部分は最終仕上げ時に対処します。




マグキャッチの取り付け中。微調整とスプリングの選定はまだです。


マグキャッチ用スプリングを選定後、以前作成したモデルガン用マガジンを使用して微調整が完了しました。

マスキングテープの部分を切り取って短縮します。
前回製作したGBB版P210ショーティでは下部を切り取り、前方のスカート部分のみを後で移植して効率が悪かったので、工程を見直してみました。

フレーム短縮化完了。シンプルに切り離して貼り付けました(^^)



スライドとフレームが短くなったところで、本日はここまで。