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YさんP210ショーティ製作記 その2

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YさんのP210ショーティ製作記をブログに移行するにあたり、Twitterではその日の製作画像が上げられているので合計130枚以上の画像があり、これを整理するのは結構大変でした💦

これからTwitterの呟きをブログにするときには細かく記事にしたいと思います。

それではP210ショーティの内部加工を始めます。

P210ショーティのバレルはマルシンHP用を使用します。
前撃針をショップ経由でマルシンに注文していたのがいつまで経っても入荷しないので自作していたら入荷連絡がありました(泣)
今回は自作の方(上)を使いましょう。

これまでP210のモデルガン化ではマルシンM9のブリーチを加工して使用していましたが、中々手に入らなくなってきたので、今回は16mmのABS丸棒で自作します。
同じくファイヤリングピンは、6mmのABS丸棒で自作します。

ファイヤリングピンの加工が終わりました。

ブリーチ製作の前に地味に時間が掛かるリコイルレールの整形を済ませました。
フルストローク化の為に前方を切り取り(現行品は予め切り取られているので対応不要)、内側をバレル下部が通る様に拡げます。

スライドのエキストラクターが嵌る部分を切削。
ピンバイスで小さな穴を並べて開け、ある程度まで穴を広げていくと繋がるので、後は平ヤスリでゴリゴリと拡げていきます。

エキストラクターが嵌る部分を開けると、ブリーチをセットしてエキストラクターを固定する加工方法を検討できます。
マルシンM9のブリーチを使用する場合、中途半端に空いたスペース(上のスライド)を埋めて再加工となりますが、自作だとそれをしなくて済みます。(下のスライド)

ブリーチの加工に着手。
先ずはファイャリングピンを通す穴を開けセットしてみました。 ファイヤリングピンの動きは問題なさそうです。


ブリーチ全体を整形中。
ブリーチフェイスのみバレルと合わせるので後で加工します。
それと、コンパクトなので?ハンマースパーを若干短くしました(^^) 今回、トリガー、ハンマー、スライドストップは黒パーツを使用します。
ブリーチを削り終えたので、スライドにセットして以前モデルガン化したフレームに組んでみました。
エジェクターとブリーチが干渉していないのでひと安心です。


ブリーチフェイスはとりあえず半加工状態のまま。

  黒パーツでちょっと組んでみたけど、いい感じかな(^^)
ブリーチに加工したABS板を貼り付け。これでディスコネクトするようになります。

インナーフレームはエジェクター取り付け用に加工済み。

エジェクターは2mmの真鍮板から作成します。


真鍮板からエジェクターを作成。
カートに当たる部分は大きめにしておいて、後で調子を見ながら追加工します。


0.8mmのステンレスピン1本と1mmのステンレスネジ2本で、インナーフレームと結合しています。

エジェクターは真っ直ぐだとカートに当たらないので、内側に曲げています。

とりあえず全体のイメージを確認するのに仮組みしてみましたが、グリップはやっぱりシェイプしないとダメだなぁ。


グリップをシェイプする前に、スーパーレジンやABS板で整形に必要な部分を埋めておきます。


グリップはチェッカリングを全て削り取りました。


バレル加工用のABSブロックは、ABS板をサンアローで積層して作成中です。


グリップをシェイプしたら、グリップスクリューやナットが出っ張る様になったので削って調整しました。


バレルにはABS板積層で作成したブロックを貼り付けて整形中です。


バレルの調整。
バレルに貼り付けたABSブロックを整形し、フレイムにセットしてティルトする事を確認できました。
因みにバレルの短縮化は、他の加工が全て終わった時点で行います。



ブリーチフェイスを加工。
削ってはカート装填を何度か繰り返し、スライドが完全閉鎖する様になりました。




マグキャッチを作成。
昨日切り出した真鍮板の両面に罫書いた線に沿ってペンチやプライヤーを使って曲げていきます。


罫書き線を何処に入れるかは、以前何度も測ってベストな長さを割り出しました。



整形が済んだらチェッカリングツールで滑り止めの溝を入れていきます。


ブリーチにエキストラクター用のスリットを切削。
スライドにセットして、問題ないことを確認しました。
P210のエキストラクターは形が独特なので、真鍮から削り出すのは結構面倒です。



スライドに空いたエキストラクターピン用の穴に沿って、ブリーチにピンが通る穴を開けます。



リコイルスプリングガイドの後部にプランジャー取り付ける作業に入ります。


リコイルスプリングガイド後部に3.1mmの穴を1インチ程度開け完了。
3mmの真鍮パイプをプランジャーとして組み込みますが、同じサイズのスプリングがなくて困ります。
※リコイルスプリングガイドが2本あるのは同時進行のP210フルサイズのもの。


リコイルスプリングガイドに真鍮パイプのプランジャーを取り付け完了。
真鍮パイプにスリットを切って、1mmのステンレスピンで抜け出さない様にしています。


フレームにバレルをセットして、プランジャーによってバレルが後ろに押されるギミックを確認しました(^^)

エキストラクターの整形中。
夜にバイスに真鍮パーツを挟んでゴリゴリやると、何故かカン高い音がするので、パーツを手に持って削っているので中々進みません💦

エキストラクターにピン穴開けて、可動域を確認しながら細かな整形の途中。
まだ動きが固いです。
爪の部分はエキストラクターの動きが良くなってから整形します。


エキストラクターの整形が爪の部分も含めてほぼ終わり。


カートを咥えるようになってきました。


この黒いパーツでリコイルスプリングを受けていますが、ショートスライド化に伴いこれを切断するとスプリングを受けられなくなります。

悩んだ末、15mmの真鍮丸棒から受けパーツを作成する事にしました。


まだフィットしていないので、スプリングガイド用の穴も開けられません。



リコイルスプリングの受けパーツ加工。 直径7mmのスプリングガイドが通る穴を開けましたが、後部のみ穴を9mmに拡げる迄は至らず。
このままだとスライドをフルストローク化したときに、ホールドオープンしません。



今はまだフルストローク化していないので、ホールドオープンしています。


リコイルスプリング受けの後部を9mmに拡げ、バレルとリコイルスプリングガイドの短縮化も終了。




スライドのフルストローク化により、以前の画像よりスライド後退量が増加したのが分かります。


スライドストップの加工です。
スライドストップのマガジンフォロワーに当たる部分を、4mmの真鍮丸棒で延長。



次回はMGCのP220用マガジンを短縮化しますが、今日はこれまで。


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