既存のリボルバのラインナップで新たなカスタムネタを捻り出すのは至難の技です。
Yさんといいネタないかねぇ~なんて話していたら、Yさんから
「タナカからSMOLTが出るからダイヤモンドバックのバレルとS&WのM15を合体させて.38spl版SMOLTとか面白くない?」
というアイディアに、新ネタに苦しんでいた私は「それ良いねぇ!」と乗っからせていただきました(^^)
本家はSMOLTやSMYTHONだけど、これのネーミングは何にしようか?
するとYさんが
「ダイヤモンドバックとSMITH&WESSONが合体したんだから『ダイソン』やろう!」
ということで名前も決定しました。
命名の理由は「S&WがいつもSMITHばかり使われているのでWESSONも思い出してあげて」とのことです。
先ずはダイヤモンドバックのバレルと HWSのS&W M15を準備して製作スタートです。
HWSのM15にダイヤモンドバックバレルを差し込み、エジェクターロッドを4インチ用に交換したシリンダーをセットしてみました。
想定通りバレルシュラウドの形状を弄らないと、エジェクターロッドは入ってくれません。
ダイヤモンドバックのバレルをエジェクターロッドが入るように加工しています。
ですが、まだロッドにバレルが干渉してますねぇ。
バレルの取り付け位置を若干下にずらしているので、シュラウド内部をかなり削り、やっとエジェクターロッドと干渉しなくなりました。
元は2インチのM15に2.5インチのバレルを差し込むので、マズル近くにインサートを追加。
バレルは内側にスペーサーを入れないとガタつくので、まだ接着していません。
バレルがガタつくので固定用スペーサーを15mm径のABSパイプの外径と内径を削って作成します。
しっかり固定される事を確認しました。
取り付け位置はこれが限界かな。
ヨークに固定用ベアリング用の穴を開けます。
ジャンクBOXにあったこのスチールパーツの丸い部分を、スプリングとベアリングを入れた穴の入り口にあてがって、 ハンマーで叩いて入り口を少し潰してロック用ベアリングの完成です。 バレルを仕上げて接着したダイソンと旭工房製キットを組み込んダイヤモンドバックと。 スマイソンそっくりなのは当然ですが、こちらは無理しない.38spl版です。Yさんのカスタム製作も今回で作り納めです(^^)